英英辞典、英検一級、受験英語

英英辞典から、科学英語を抽出し、学んでいきます。

翻訳稼業について

IT系のニュースを読んでいると、いたるところに人工知能のことが書かれています。

マトリックス」のワンシーンに、ヘリコプターの操縦をするためのデータを頂戴!!!と携帯で叫ぶと、すぐにデータが送られてきて、そのデータを脳内にあるメモリにわずか10秒ほどで送信すれば、すぐにヘリコプターの操縦ができるようになるんです。

トムクルーズの映画で、トムが透明な画面に両手でスワイプしているのを見たとき、あんなふうになるなんて、、、えって思いましたけど、今じゃスマホをスワイプしていますよね。

そんな風に考えると、翻訳の仕事は、将来なくなるかもしれませんね。

新たな職業の準備は必要でしょうね。

機械にはできない部分で人間の仕事をするしかないように思います。

 

わたしが知り合いに教えてもらって、今から勉強しようとしているのは、

↓です。

・資金0で始めることができる
仕入れ作業、販売作業が不要!
・完全ノーリスクである
・在宅で完結
・システムを使って手間なく稼ぎ続けられる
ちょっと覗いてみませんか。

parallel 平行な、並行に

日本語でも「パラレル」は日常的に使われる言葉ですが、

英英辞典を確認して改めて認識したことがありますので、忘れないように書いておきます。

 

parallel to (with) の場合は、

two lines, paths etc that are parallel to each other are the same distance apart along their whole length (Longman)

two or more lines that run parallel to each other are the same distance apart at every point (Oxford)

とあるように、物と物との位置関係を説明するときのことを意図します。

 

in parallel with somebody/something の場合は、

together with and at the same time as something else (Longman)

with and at the same time as something/somebody else (Oxford)

ですので、並行して作業するときのことを意図します。

日常的に、使いますね。パラ(レル)で進めようとか。

 

一般の文書では、これらを混同してしまっているものも多数みられますが、

テクニカルライティングでは、正しく区別して書きたいところです。

 

 

 

資格試験の意味

翻訳学校やセミナーなどのうたい文句の中に、「資格がなくてもあなたもなれる」とか「稼げる」とか書いてあるのをよく見かけますが、あれはどう考えても生徒さんを集めるための営業用の言葉にしか見えないです。

例えば、翻訳を志すなら、最低でも英検一級は必須でしょう。

英検一級にすら合格できない人に、翻訳を任せることはできないです。

英検一級なんて馬鹿にできるくらいの能力があれば必要ないでしょう、、、例えば、英米の国の大学を優秀な成績で卒業しているとか、生まれながらのバイリンガルとか、

こんな特別な環境にあるわけではないのに、英検一級は持っていない(合格できない)けど、英語が好きなので翻訳をやりたいと思う人が多いようです。

英検一級の二次試験に会話試験があります。翻訳能力に会話力は必要ないと堂々という人がいます。英語ネイティブと会話しネイティブの使う自然な英語を学ぼうとしないで、世界に通じる翻訳ができるようになるのでしょうか。

 

自分自身は、英検一級を取得するまでに勉強したことが、翻訳の仕事にとても役立っているし、英検一級を持っていると書類審査で通りやすいという実感があります。普通に知人と会話していても「英検一級はすごいな」と認めてもらえます。

 

自分は同時に情報系の資格も取得しましたが、これも同じようなことです。プログラミングの勉強していますって言われても、資格がなければ、どの程度の能力なのか示せないです。

 

資格試験には大きな意味があると思います。合格した時の喜びは大きいです。将来を見据えて資格試験を目指すことをお勧めします。

 

 

技術英語に適した表現(1)

ネイティブのテクニカルライターに教えてもらった技術英語にふさわしい表現を列挙しておきます。

 

約 about --> approximately

次に after that  -->  subsequently

確実に certainly  --> with certainty

多数の a lot of  --> a large number of

多量の   a lot of  -->   a large  amount (quanttity) of

ほとんど~しない hardly, rarely   -->  not essentially

~の制御のもとに   under control of  --> (as) controlled by

種類 kind  -->  type

 

左側に記載の言葉は、口語的であったり、子供っぽい印象を与えたりする、という理由から --> の右の言葉を用いて書くようにしています。

 

Bluetooth (uncountable)

a system that allows you to connect computer equipment, such as a keyboard or printer, to a computer that is near it by using radio waves instead of wires. You can also use the system to connect a mobile phone to a computer without using wires.

 

近距離無線通信のことですね、でもWiFiとは違う。一般的な辞書にはそこまでは書かれていない。

とても技術英語的な表現で、シンプルかつ読みやすい文章だと感心してしまう。

特に、allows you to connect, instead of wires,  

 

Bluetooth technology makes it possible for information to be sent between mobile phones, computers, and other electronic equipment without using wires.

 

makes it possible for ... も良い。

 

Bluetoothは、↓の登録商標です。 

Bluetooth Technology Website

laser (countable)

「レーザー」には、2つの意味があるのです。しかも、countable

 

a piece of equipment that produces a powerful narrow beam of light that can be used in medical operations, to cut metals, or to make patterns of light for entertainment

パワフルで、ナローな光線を生成する「装置」

そして、

a beam of light produced by a laser

レーザーによって生成される「光線」

 

日本語で「レーザー」というと、「光線」のことだけを意味しているような気がするけど、

英語では、「装置」のこともレーザーって呼んでいいんだー

 

 

 

 

 

virtual reality (uncountable)

an environment produced by a computer that looks and seems real to the person experiencing it

 

コンピュータによって形成される環境であって、経験している人にとっては現実のように見えるし感じられるもの

 

"real" に対して looks and seemsと二つの動詞を使っている 

現実のように見えるし感じられる、と訳してみました。

 

abbreviation は、VRです。

最近、VRパノラマ画像というものの存在を知りました。360度回転画像です。

臨場感半端ないです!